前回の記事では、初代XG稼働からKAC2011までの出来事について語りました。
今回は、ギタドラ暗黒期の始まりであるXG3と、ディレイワイリング界における技術の進歩、そしてドラマだらけのKAC2012について語ることにします。
XG3について
XGを、はじめよう!!
このハゲは一体誰やねん。
何だこの専門学校生が卒業制作で作ったようなアバター!?
鍵をガチャで引いて!!曲を解禁しろ!!
はい。
XG3というのは、本当に無茶苦茶な作品だった。
ゲームカタログ@Wikiの該当ページには、このゲームがいかにクソかという点が、長々と綴られている。
長すぎてよくわからないだろうから、特にクソだった点だけを抜粋して挙げる。
処理落ち
いきなりラスボス級のクソをお見舞いすることにする。
実は初代XG、XG2の頃から、処理落ちというのはそれなりにあったらしいのだが、俺はプレー中に全く気にしたことがなかった。
XG3に入って以降、おそらく『アバター』要素などの影響(アバターについては後述)により、画面の処理が重くなってしまったのだろう。
処理落ちの頻度が以前より増加した。特にNEW LEGENDを選曲した時が酷かったように記憶している。
それでも、稼働初期の頃は、あらゆる曲で処理落ちが発生するなんてことはなかった。
最悪だったのが、2012年6月6日のアップデート以降だ。
当時の状況を示す貴重な動画がyoutubeに上がっていたので、リンクを貼ることにする。
これはデモ画面ではあるが、音ゲーの根幹を揺るがすようなノーツ速度の変化が起きていることがおわかりいただけるであろうか。
こんな状態でギタドラをプレーする人間は皆無であろう。
俺ですらこの時期にはギタドラから離れた。そしてこんなバグはすぐに治って当然かと思いきや、1ヵ月ほどこの状態が改善されなかったような記憶がある(本当に愛想を尽かして離れていたため、正確な期間はわからない)。
アバターと、オンラインマッチング
これが当時のプレー画面である。
セッションのように3人のカードネームが表示され、ギターを持ったアバターがムービーに表示されているのがわかるだろうか。
『アバター』はIIDX Lincleのクプロを真似したような要素であり、着せ替えができたり、プレー中に演奏しているような動作を見せたりする人形だったのだが。
この出来がとにかく悪かった。可愛くもかっこよくもない。プレー中の動きもぎこちなくただゆらゆらと似たような動きを往復するだけで、何百回もプレーしているとぶん殴りたくなってくる。
まぁでも、このアバターも世界の誰かが苦心して作り上げたものだろうから、悪し様にばかり言うのも少し躊躇われる部分はある。
本当に全力で頑張ってコレだったのかは、問いたいところだ。もしそうだったのなら仕方ない。
オンラインマッチングに関しては、世間では概ね不評なのだが、俺は一定の評価をしていた要素だ。
これは同じ曲を選曲した全国のユーザーとマッチングし、セッションのように同時にプレーできるというものだ。
ユビートやリフレクなどでも導入されていたこの要素だが、ギタドラと相性は良かったと思う。
ただ、マッチングのため選曲から曲開始までに30秒~1分待たされるというテンポの悪さが、多くのユーザーの不評を買った。
ギタフリ側では、待機画面ではボタンごとに曲の1コンボ目からの音がアサインされており、R→G→B→Y→P→RG→RB→RY→RP→GB→GY→GP→BY→……というように弾いていけば、31コンボ目までの音を自分で出すことができた。
これがなかなか楽しいため、私としてはこの要素に対して肯定的だったのだが。
ドラマニ側は退屈だったろう。それに、スキル上げの粘着をしたい多くのプレイヤーにとっては待ち時間など害悪でしかない。
この待ち時間を回避する唯一の方法は、『リスキーをつけること』。
俺なんかは極端な思考だから、粘着したければリスキーをつける、そうでなければオンラインマッチングを楽しむ、それでいいじゃないかと思っていたのだが。
周囲のランカー達は、軒並み不満たらたらであった。それがオンラインマッチングという要素だった。
コンプガチャによる解禁
画像でお見せしたように、このゲームの初期の解禁方法は、当時流行っていたソシャゲのコンプガチャを踏襲したようなものであった。
プレイするごとに溜めることのできるLIVE Pointとプレートを消費して、ガチャを回すと様々な色の鍵が手に入る。その鍵で錠を回し、全ての錠を解錠すると曲が解禁するのだが……。
要するに、運が悪くて特定の色の鍵が一生出なかったら、一生曲は解禁できないということである。
5月5日、消費者庁からのお達しにより、コンプガチャそのものが規制を受けた。
それを受けて、ギタドラでもこの解禁方法は廃止され、LIVE Pointやプレートを消費してエネルギーをチャージし、好きな曲から順に解禁していく方法となった。
こちらの解禁方法は、歴代の解禁イベントの中でもかなりマシな部類に入る。
ただ、このアップデートが入ったのが6月6日。そう、処理落ちの原因となった大型アップデートがこれだ。
解禁方法云々以前に、ギタドラ自体がまともに遊べるゲームではなくなってしまった。そんな最悪の時期があったのだ。
ギタ・ドラ・jubeat大夏祭り
ギタ・ドラ・ユビート!大・な・つ・ま・つ・り!
8月1日から9月25日までの間開催された、貢ぎイベントである。
106クレがトレンドに入ってる…ボーナスもあるのに~。作業的にやるよりも新作ゲームに出会えると思ってやってほしいなぁ。祭りは楽しまなきゃ損しますよ!<まっする>
貢ぎイベントに疲れ果て、不満を垂れ流していたプレイヤー達に対して言い放たれ、大炎上したまっするのツイートが上記である。
こんなツイートをしたら炎上するに決まっているのがわからないのだろうか
このツイートにもあるように、このイベントの全ての曲を解禁しようと思ったら、最低でも106クレという金額が必要であった。
それによって解禁される曲数は、10曲。感覚としては、多少割高だなぁというぐらいだろうか。
問題点は、ギタフリ、ドラマニ、ユビートの全ての機種をプレーしなければ、曲が解禁されなかった点だ。
今でもノスタルジアやユビートとのコラボ解禁イベントがあるが、それより明確に酷い点として、10曲ある隠し曲の1曲ごとに全機種のプレーを回す必要があり、プレー回数を満たした後は公式サイトでの操作が必要だったのに、その辺の説明が公式からロクにされていなかったため、路頭に迷って106クレよりさらに多額のお金を払わないと全解禁ができないプレイヤーが続出した。
しかも、9曲目の隠し曲である『Riot of Color』を解禁するためには、当時jubeat専用曲だった『アルストロメリア』をプレーする必要があったのだが。
アルストロメリアの解禁方法は、『称号パーツを1000個集める』というものであった。
これはjubeat専業のプレイヤーですら、満たすのが難しいほどの重い条件だ。ギタドラメインのプレイヤーが満たせているわけがない。
ランダムマッチングや店内マッチング、『今日のチャレンジ楽曲』など、アルストロメリアを持っていない人がプレーするための救済措置はあるにはあったのだが。
処理落ち改善とともに復帰し、当時ギタドラから決して離れていたわけではない俺ですら、この解禁条件を満たすことができず、Riot of Colorの解禁は11月14日の一斉緩和イベントまで待たなければならなかった。
ギタドラ歴代解禁イベントにおけるワースト3は、おそらく『ギタドランド』、『ギタドタワー』、そしてこの『大夏祭り』であろう。
いや、それ以外にも『キャラバトル』とか、『BATTLE TOUR』とか、『SHOP CHANKO TICKET』とか、ロクでもない解禁イベントは山のようにあったが。
あ、無印ギタドラのアプリ解禁があったわ。あれワースト3通り越して最悪だわ。
……よく皆ついてきてんなこのゲーム。
スターロワイヤル
もうちょっとネーミングは何とかならなかったのか
こちらは、遅延フリークである俺にとっては良い思い出となっているイベントだが。
このイベントを心から楽しんでいたのって、すーちょ先生と俺ぐらいではなかろうか。
当時の公式サイトが消滅してしまったため、うろ覚えの範囲で語るしかないのだが。
これは用意された課題曲10曲のスコアで競うという、よくあるイベントである。
当時のブログなどを調査してみると、全国から5人の腕前の近いプレイヤーが選ばれて同じグループとなり、その中で競うイベントだったというように書かれているが。
それとは別に全国ランキングが存在し、俺はそこですーちょ先生としのぎを削っていた覚えがある。
全国ランキングの方は単純な曲別スコアの合計で争うイベントではなく、単曲ごとに10位までに入った人間が☆をゲットすることができ、その合計数により順位を決めるというものだった。
ある曲で1位なら、☆10個。2位なら☆9個。単純な話だ。
そして確か合計の順位は、すーちょ先生が不動の1位で、俺が2位だったはず。いやもはやその辺もうろ覚えなんだけどね。
たぶんすーちょ先生と俺が2人とも☆90個台持ってて、3位の人が☆60個台とかだったはず。要はそのくらい空気なイベントだったってことなんだけど。
このスタロワについても色々と戦略とかドラマとかはあったんだけど、そこまで書いてると本当に日が暮れてしまうので書かない。今は夜だけど。
ここで大きかったのは、曲別スコアで1点でも上回っていれば☆の差をつけれるというイベントであったがゆえに、遅延の研究が大きく進んだことだ。
ダブルブーストは、この時の『紅蓮の焔』で開発された。
そもそもダブルブーストの理論を知らないという人は、ディレイワイリングとはを読んでいただきたい。
要約すると、ノーツとノーツの間隔が3秒ジャストであるような時に、遅パフェを駆使して刹那のタイミングにワイリングをねじこむと、曲別スコアが大きく伸びるというこの技術。
スタロワでしのぎを削っていた時に、何とかしてすーちょ先生を出し抜けないかと頭を捻っていた俺。
遅パフェ・早パフェによって本来伸びないスコアを伸ばしにいく理論値超えはV時代から既に発見されていたから、それを応用してブースト数を増やせないかという発想を閃いた。
そして計算し、訓練し、実践してみた。点数が、伸びた!!!
その時の感動だけは、今でも鮮明に覚えている。
なおその2日ほど後に、すーちょ先生にも同じスコアを出されたのはご愛敬だ。
最終日にやれば良かった。
店舗大会
XG3でのマニアックなイベントとして、店舗大会というものもあった。
これは店舗側で3曲の課題曲を選び、そのスコアの合計によって順位が表示され、上位に入賞するとLive POINTなどのささやかな報酬が手に入るというものだった。
特筆すべきは、X-Perfectが採用されていた点だ。
これのおかげで店舗大会は単なる遅延ゲーではなくなっていた。まぁ結局極めようと思ったら遅延ができる方が有利だし、大阪周辺の店舗大会の上位は俺とすーちょ先生で埋め尽くされていたんだけど。
行脚していろんな店の店舗大会で上位に入るのは荒らし行為とみなされ、良く思っていなかったプレイヤーもいたらしいことを後になってから知ったけど。
こっちとしては、腕前を磨くためのいいきっかけぐらいに思って行脚をしていた。別に不正をしていたわけではないんだから、勝負事で正々堂々やって負ける方が悪い
KAC2012の開催アナウンス
さて、本日のメインディッシュ。KACに関する思い出話をしていこう。
Wikipediaによると、2012年2月17日のAOUにて、KAC2012の開催は発表されていたらしい。そんなんやったっけか。
調べてみると9月27日に、『BEMANIシリーズ予選開始直前スペシャル』というのが放送されていた。予選期間は10月1日から11月4日だったから、おそらくこの放送で決勝の枠数と予選の課題曲が公開されたはずだ。
予選のブロックは、北海道・東北、関東、中部、関西・中国、四国・九州・沖縄ブロックの5つに分かれた。西日本のエリア分けの方法が変わったが、5ブロック制なのは前年と同じだ。
大きな変更だったのが、1ブロックあたりの通過人数が4人から3人に減ったことだ。KAC予選ほどの煮詰まった勝負において、1枠の差はとてつもなく大きい。
そしてギタフリ部門の課題曲は、ポニーテールとシュシュ、サムライハート、暗黒舞踏会、Restart、Pink Bird。?????
こんなんただの遅延勝負やんか!!!
と、誰もが思ったことだろう。
この時俺は、予選通過を確信した。まさか関西・中国ブロックがあんな地獄絵図になるとは夢にも思わず。
確信した一方で、ある危惧が心に浮かんだ。あまりに遅延勢にとって有利すぎるラインナップ。このまま予選が開かれて、スキル上位勢が多数落選した状態で、仮にブロック決勝に進み、仮に勝利を得たとして、真っ当な評価を得られるか?と。
結果を見た今では、この危惧が的外れなことは明らかだ。しかし、予選開始前の時点では、看過できない懸念だった。
そして俺は、極まった遅延勢の間での情報交換にのみ用いられていた遅延メモを、誰から見ても最大限わかりやすい形に書き換え、情報を拡散するという目論見に着手した。
この結論に至るにあたり、考えたことはいくつもある。遅延に疎いスキルランカーからすれば、情報の公開はありがたいこと以外の何者でもないだろう。
俺は俺で、XGの遅延はこんなにも面白いんだから、もっと興味を持ってもらえる機会はないものかという気持ちはずっと抱えていた。KAC予選は、これ以上ないチャンスだった。
また、前述のようにXG3は、暗黒期の始まりとも言える駄作っぷりだ。
皆のフラストレーションは溜まっており、ここにきてKAC予選が公正とは言えないような環境で開かれてしまっては、暴動に繋がりかねない雰囲気さえあった。
遅延メモを拡散する唯一の問題点は、俺や遅延勢の勝ち抜けの可能性が低くなることだ。迅速で正確な遅延メモ作成は俺一人でできることではなく、共同作業が必要だから、俺一人で決めれる問題でもない。
この点に関しては、明確に話し合ったかどうかは覚えていないが、情報公開の是非を遅延勢に問う際に、少し話題には出したと思う。
「情報を公開した結果として負けるようなら、素直に予選で負けておくべきだ。それに、公開したぐらいで負けるつもりもない」。
これが遅延勢の一致した見解であり、俺自身も全く同意見だった。
そして今日まで続く、遅延メモ公開の形の基礎が作られることとなった。
このExcelで作られた表が、当時の形の遅延メモだ。まぁこれは、The 6th KACの予選曲のものなのだが。
この形でも素人から見れば何がなんだかわからないと思うが、予選通過を目指して本気で頑張っている人から見れば、どこでどう上げれば点数がどう伸びるのかよくわかる形となっている。
一方これが、SYOGO.Kさんの手により進化した、現在の形の遅延メモだ。譜面が縦方向に配置されるようになっており、より鳴らす場所が簡潔にわかるようになっている。
遅延メモ作成ツールの開発といい、様々な記事の執筆といい、彼には随分とお世話になっている。昨今では、『GuitarFreaks Lv9↑のフルコン難易度表を作る放送』で精力的に活動している。現在も鋭意制作中なので、彼のチャンネルをフォローしてみて欲しい。
そんなこんなで、5曲分の遅延メモを作成し、正誤をすりあわせるのに要した期間が、約2日間。
そして俺たちは、Twitterを用いてディレイワイリングのしくみと、課題曲の遅延メモを拡散した。
なお、俺の公開した遅延メモを読めるようになる以外の抜け道として、GF-SRPという、R_VOX氏が管理していたサイトにて公開されている、『Guitaration XG』というソフトを使う方法もあった。
これはパソコン上でギタフリXGをシミュレーションでき、オリジナル譜面の作成や自動プレイ、譜面の印刷もできるという優れモノで、何とディレイワイリングの情報を自動で計算する機能までついていた。
これがGuitaraton XGから出力した譜面画像だ。ワイリングを鳴らすべきタイミングまで含めて記述されているのがわかるだろうか。
Guitarationの弱点としては、理論値どおりの計算しかできないため妥協点を探すのが難しいこと、ワイリングが多すぎる曲の場合出力にべらぼうな時間がかかるということだが。
視認性の良さという点では、遅延メモを遙かに上回っていた。実際ななろくさんなんかは、こっちを使って遅延の情報を得ていたらしい。
地獄の予選ラウンド
さて、予選開始と同時に遅延メモを公開し、ブロック決勝進出に向けて気合いを入れてゲーセンに向かった俺。
情報公開しておいて予選落ちしたりしたら、まぁそれはそれでいいんだけど、正直恥ずかしい。
まぁ当時の俺の遅延力は遅延勢の中でも上位だったから、エクセさえ出れば間違っても落ちることはないだろう。
そんな気持ちで初日にRestartのエクセを揃え、全国暫定1位を獲得していい気分で布団に入ったものだ。
最初に起きた事件は、おめがまっくすさんによる『Restart理論値超え事件』だった。
Restartには、『理論値超えダブルブースト』を入れられる箇所が2ヶ所ある。
理論値超えダブルブーストとは、遅パフェを限界まで使うことにより、間隔3秒を超えて配置されているノーツに両方ともブーストをかける技術のことだ。
理論上3.033秒のダブルブーストまで可能なはずだが、『星のすみか』において3.032秒のダブルブーストが入れられたことがある。俺が1個入れてイキっていたら、栗さんに2個入れられてわからされた。いや、栗さん3個だったっけ?たっくみんも複数個入れてたような。
まぁ、話が逸れた。この理論値超えダブルブースト、公式大会で入れられたのはおめがまっくすさんが初めてである。
しかもタチの悪いことに、おめがさんはこれが理論値超えであることに気づいていなかった。感覚で最も点数が高くなるタイミングでワイリングを鳴らしたら、理論値超えダブルが入ってしまい、理論勢を戦慄させたのだ。
おめがさんは後に『幸せのかたち』でも全く同じ事をやらかして全一をとった経験がある。
今に至っても彼が語るのは、「かい君とか酷いんだ~、点数が伸びるのひた隠しにしてて!何よ理論値超えって!教えてよ!」とのことなのだが。
ことわっておくが、俺は当初理論値超えには気づいていなかった。おめがさんの点数を見てびっくり仰天しながら遅延メモを精査し、そういうことか!とはたと手を打ったという経緯であることをここにお伝えしたい。
結局この時のRestartは、九州エリアで出場していたR_VOX氏が最終的にトップのスコアを獲得して終わることとなった。当時のランキングをご確認いただきたい。
このR_VOX氏のスコア、理論値超えダブルを2ヶ所とも入れているバケモノスコアだ。しかしその割に、おめがまっくす氏とは600点しか点が離れていない。本来なら、ダブルが1ヶ所多く入っている以上1900点ぐらいは上をいけるはずだ。
こうなった理由は、R_VOX氏が序盤のワイリングで凡ミスをし、数百点落としてしまったことにある。
どうせ失敗テイクだし、ギリギリまでリスクをとりにいくかーという気持ちで2ヶ所とも理論値超えダブルを狙っていったら、うっかり2ヶ所とも入ってしまったらしい。わーすごーい。意味わかんない。
さて、この時の予選がどういう争いであったかについて詳述する。
まず、ポニシュとサムライハートは完全に空気だ。ポニシュにはダブルが一ヶ所あるものの、一ヶ所だけなのでやり方さえわかれば粘着すれば誰でも入れられる。サムライハートの理論値取得には苦労するような点は何もない。
残りの3曲勝負。それぞれに厄介な要素があった。
Restartは、この中ではおそらく最もエクセ難度が高い上に、連続遅延で点数をこぼさないようにするのが難しい。しかも、理論値超えダブルブーストも潜んでいる。
次に、暗黒舞踏会。BPMが175で16分のオルタが主体である関係上、難しいダブルブーストが3ヶ所存在した。しかも、横ワイリングが絡む箇所もある。
俺的にはこの曲は完全に運ゲーで、エクセを出してオルタ中のワイリングが良きタイミングで鳴っているのを祈るゲームだ。
ちなみに開幕のワイリングもそれなりに猶予が短く、テーレーレーテーレレー(鳴らない)→捨てゲーというプレーを何回も繰り返した。個人的にはこの3曲の中で一番二度とやりたくない。
そしてこの2曲を上回る大問題だったのが、Pink Birdだ。
ブーストによって伸びる点数は基本的に(基礎点)×50だから、基礎点が高い曲、つまりノーツ数が少ない曲ほど一発ブーストを伸ばす意味が大きいことになる。
それに該当するのがPink Birdだった上に、この曲には3ヶ所の理論値超えZ遅延が存在した。それだけならまだしも、横ワイリングに絡む大難所がこの曲には存在したのである。
ここで、『横ワイリング』についての説明に移ろう。今は上ワイリングと下ワイリングだけに統一されているが、初代XGからXG3には横ワイリングが存在した。
この鳴らし方が難解そのもの。横にギタコンをスライドさせるわけではなく、むしろ前にネックを押し出すような動きをすることによって反応した。
あるいは、ネックを後ろに振っても鳴っていた。すーちょ先生はこっち派。
それだけならまだいい。最大の問題だったのが、この横ワイリングの感度が鋭敏すぎたことだ。
オルタや難しい運指、スライドなどに伴って、ほんのちょこっとネックが前に振れるだけでワイリングが鳴るほど感度が高かったのだ。
普通の方法では、横ワイリングをまともなタイミングで狙って鳴らすことは難しい。
どうするか。俺たちがそこで辿りついたのが、『空上げ』という技術だ。
横ワイリングのマークが来た瞬間に、上ワイリングを入力する。すると、横ワイリングの判定受付がなくなり、前にネックを押しても一定時間反応しなくなるのだ。
俺がこれに気づいたのは、KAC2011予選のHunterで上ワイリングの直後に横ワイリングがくる箇所であった。
この技術は遅延メモとは違い、全国に拡散はしていない。秘中の秘であったが、当時極まったフィールドで勝負していたプレイヤー達は全員個別に空上げの技術に辿りついていた。
それどころか、Pink Birdにおいては『二段空上げ』という技術まで存在した。
曲後半の、RとBのトリルがくるところに横ワイリングが絡んでいた箇所がある。RとBでトリルを押す動きをやってもらったらわかると思うが、この動きはネックを激しく前後に揺らす力を発生させる。
ここにシビアなZ遅延が絡んでおり、空上げを使っても0.7秒地点とかで鳴ってしまったらそれまでの遅延が全て台無しになる箇所であった。
この箇所で確実に1秒まで横ワイリングを鳴らさないようにするために、2回にわたってギタコンを振り上げる技術が二段空上げだ。これを俺たちは、RとBのトリルを全てパフェで取りながら行っていた。
関西勢は、全員個別に二段空上げという結論に辿りついていた。他の地域ではどうだったかわからない。
そんなわけで。この時の予選は、実質3曲勝負。中でも、Pink Birdのスコアが最も重要。
その前提を頭に入れていただいた上で、関西・中国地区の予選結果をご覧いただきたい。
1位の-D-FEVER氏が、ななろくさんだ。彼は10月15日頃の時点で早々に1位の座を奪い、その後1日たりとも王座を明け渡すことはなかった。
2位が俺。3位がすーちょ先生。4位で予選落ちしたTRISTA.Sが、RAILGUN.。というか、カードネームとして公表しているから別にいいだろう、『らいむ』君だ。
らいむ君の合計スコアが、8444004点。表を詳細に見てもらえばわかるが、Restartと暗黒舞踏会の点では綺麗に順位とは逆の数字が並んでいるのに、Pink Birdだけ綺麗に合計順位と同じ順の数字となっており、それだけで順位が決しているのがおわかりだろうか。
そしてその上で、他地区の1位通過者と、らいむ君の点数とを比べてみる。
北海道・東北地区。1位、RESTART氏。今のじじいさんである。8441704点。
関東地区。1位、MORIKUN.氏。8439116点。
中部地区。1位、SANAESAN氏。8421745点。
四国・九州・沖縄地区。1位、R_VOX氏。8442504点。
もうおわかりですね?
そう、全国で15枠の席が用意されている大会において、らいむ君は全国4位のスコアを叩き出したにも関わらず、予選落ちしてしまったのだ。
こんな悲劇が他にあるだろうか。
その経緯もよく考えて欲しい。まず、前年と同じ各ブロック4枠であれば、らいむ君が予選落ちすることはなかった。
あるいは、前年と同じく関西・四国ブロック、中国・九州・沖縄ブロックという振り分けであれば、らいむ君が予選落ちすることはなかった。
さらにさらに、ななろくさんはKAC2011では北海道・東北ブロックから出場している。そう、この年たまたま彼は関西地区に引っ越してきたのだ。それがなければ、やはりらいむ君が予選落ちすることはなかった。
もう一度言おう。こんな悲劇が、他にあるだろうか。
らいむ君は、元々スキルランカーだ。V時代から遅延にも造詣の深かったななろくさん、すーちょ先生、俺とは違い、このKAC予選の時に初めて遅延に取り組み、短期間でここまでスコアを伸ばしてきたのだ。
そして最終日、午前中の時点ではらいむ君が3位であった。すーちょ先生が最後の力を振り絞り、16時25分という予選終了1時間半前の滑り込みで3位に浮上したのだ。
彼の悲劇はまだある。まず、この時の予選においては、ランダムやスパランでプレーした記録も集計されてしまったという不具合があったことだ。
このことに、最初は皆気づいていなかった。あるプレイヤーがそれに気づいて拡散し、それに対するKONAMIのレスポンスは、最初からそういう仕様であったことにするというものだった。
すーちょ先生は、ランカーの中でも最も正規に癖がつきやすいプレイヤーの一人として知られている。
彼と一緒にプレーする時には耳元で『癖』と囁けば、足を引っ張ることができるというのが有名なネタになっているほどだ。
Pink Birdにも癖がつき、大苦戦していたところだ。もしランダムのスコアが集計されていなければ、タラレバではあるが、らいむ君が勝っていた可能性が高かったのではなかろうか。
彼の悲劇はまだある。北海道・東北ブロックのランキングを見て欲しい。
4位にMISAKA33、5位にTRISTA.Sがいるだろう。目にするのも忌々しい。この2枚のカードと、2位のDONTACOSのカードは、ギタフリ界をかつて席巻した巨悪、やばさが氏によって作られたものだ。
俺は、彼と直接話したことはない。直接会ったことはない人について、悪し様に書くようなことは基本的にはしない。
それでも彼については、好き放題書かせてもらう。多少事実と異なっていようが知ったことか。誤りに気づいた人がいたらご報告ください。
やばさが氏は、俺が知る限りではV2ぐらいの頃から突出した実力を有していた。
しかしながら、その素行には問題がありすぎた。
『代行』と称し、禁じられているはずの他人のカードでのプレーを躊躇なく行う。
当時は隠し曲の解禁にスキルが絡んでいたりしたから、隠し曲の解禁のためだけに上級者がスキルを上げてあげるという現象はそれなりに横行していた。それについては俺も、悪いことではあるが、仕方の無いことでもあると思っていた。
やばさがの代行が他と違ったのは、突出した実力に任せ、スキルランキングを荒らし回ったことだ。
彼の荒らしにより、V5辺りの作品では本来ならスキルランキングに載れるはずなのに載れなかったプレイヤーが大勢出た。それで馬鹿らしくなってやめていったという人も、俺は2人ほど知っている。
さらには、他のトップランカーと結託して1枚のカードを作り、スキル1位の座を奪うということまで彼はしていた。それをたった1人で打ち破ったヒーローがななろくさんだ。
ななろくさんが彼らを抜いてくれた時には、心の底からザマァミロと思った。
さらに、トプラン決定戦2008。その関東・甲信越ブロック2において、やばさがは1人で複数枚のカードを登録し、予選8枠中の大半を埋め、自らの配下でブロック決勝を固めるという行為さえやっていた。
そしてブロック決勝、彼はバネ入り筐体のボタンから密かにバネを抜き、そのせいでボタンが埋まって自爆した。全国決勝にはやばさがの記録をかいくぐって正当に出場していたKOMAさんが進出した。ザマァ見やがれ。
そんな巨悪が、KAC2012の予選においても暗躍していた。複数枚のカードを登録し、北海道・東北ブロックの上位3名は最終盤に至るまで彼の作った3枚のカードに占められていた。
気づいている人は、それに気づいていた。らいむ君は特に曲がったことが嫌いな性格をしているから、関西ブロック予選の地獄で苦しみながらも、やばさがに対して苦言を呈していた。
それに対してカウンターでやばさがが行ったのが、3枚のカードのうち2枚を、らいむ君が当時使っていたカードネームに変更するというものだった。
明らかな挑発行為だ。彼の悪行の中でも、俺はこれが一番許せない。
彼がギタフリに対してどんな悪行を行おうが、ランキングという勝負の場である以上は、負ける側にも一定の責任はあると俺は思っている。
しかし。彼が行った挑発行為は、人として許せないラインを超えている。らいむ君と全力で戦った俺として、そう思っている。
だから俺は、彼を一生許さない。
全音ゲーマーに対して、ここに私は宣言する。「人生において彼からどんな話を持ちかけられたとしても、一切彼に協力するな」。
ま、既に彼はギタフリから離れているみたいだし、出会うことなんてそうそうないとは思うけどね。
随分と話が逸れてしまった。まぁそんなわけで、この時らいむ君に降りかかった悲劇が常軌を逸していたことはおわかりいただけたと思う。
ちなみにらいむ君の悲劇は、2012年では終わらない。2013年以降の展開にも涙を禁じ得ないものがあるが、それは後々語ることにしよう。
そして予選の結果として、らいむ君は『引退宣言』を発表した。
自分がいかにギタフリを愛し、いかにギタフリをやりこみ、いかにKACに賭けていたか、その思いの丈が綴られており、その上で、こんなに命を懸けても決勝に出られないのなら、もうギタフリをやめるという旨の文章であった。
それを見た俺の胸に去来したのは、大きな悲しみと、驚きと、落胆と、そして少しの怒りだ。
らいむ君に遅延を教えたのは、俺だ。俺が教えることがなければ、ここまでスコアが肉薄することはなく、ここまで彼を悲しませることにはならなかったかもしれない。
11月4日、予選が終了した瞬間、俺はこば君という一番の親友の車の助手席に座り、ため息をついていた。自分が予選を通過した喜びなど、少ししか感じていなかった。らいむ君が、予選落ちしたためだ。
歯に衣着せず語るが、この時俺は、ななろくさんとらいむ君に挟まれて関西ブロック決勝に出場することをずっと夢見ていた。
別にすーちょ先生が嫌いなわけではない。スキル的に、らいむ君の方がすーちょ先生よりも明らかに上だったことと、トプラン2008の頃から知っていてらいむ君の方がもっと好きだったというだけの理由だ。
4人の中で、明らかにスキルが一番低かったのは俺だ。本来なら、他の3人に席を譲るべきかもしれないという思いをずっと抱えながら予選を戦っていた。
そこで俺が最低限のこととして守り切ったのが、『常に2位を死守し、一度たりともすーちょ先生の下にはならない』ことだ。
ななろくさんが圧倒的なスコアを出していた以上、俺がすーちょ先生の下になってしまえば、らいむ君を蹴落としたのは俺ということになってしまう。
それだけは避けたい。その一心で予選に取り組み、俺は実際にこの時、一日たりともすーちょ先生の下にはなっていない。スキルに劣る遅延ランカーとしてブロック決勝に進出することを自分の心の中で許すための、最低限の矜持であった。
そして、2位通過が決まった段階でも、俺はらいむ君に席を譲るかどうか真剣に悩んでいた。そんな中目にした、引退宣言。
少なくとも言えたことは。その文章を目にして、俺がどう思うかと言うことは、彼は考えてくれていなかったよね。
まぁ、それはしかたないんだ。こんな悲劇に見舞われれば、誰だって何も考えられなくなるに決まってる。
それでも、俺は悲しかった。少し怒った。1回負けたぐらいでこんなことを言う奴に、席なんか譲ってやるかと決めた。
これが、KAC2012、関西・中国ブロック予選において起きた、全ての顛末である。
驚愕の全国決勝
ずいぶんと記事が長くなっているが、皆ついてこれているだろうか。決勝ラウンドについてはできるだけ簡潔に記述しよう。
この年も、全国5つにアジアエリアの1会場を加えた6会場でまずブロック決勝が行われ、1位の6人が最終決勝に進むという形式がとられた。
ブロック決勝の課題曲は、Eastern Lariat紫Gと、KAISER PHOENIX紫G。ちょっと待て。責任者出てこい。
なんで予選で遅延フリークスやらせといて、ブロック決勝でいきなり発狂フリークスになるのん!?
しかもこの後、最終決勝の前半ラウンドの曲は、ゲーム愛紫Gと、プレデタークリプトPt.1紫Gだ。どんどん簡単になっていく。ほんまどういうことやねん。
この時全国では、KAISER PHOENIXで落ちた人や、ギリギリクリアして「よっしゃあ!!」と叫んだ人も出たらしい。
ちなみに俺は落ちかけたけどクリアできた。終盤が得意だったのでそれなりのスコアを出して、関西ブロック決勝の順位は1位ななろくさん、2位俺、3位すーちょ先生という結果に落ち着いた。
そして、最終決勝。ゲーム愛の時点でななろくさんは首位に立ち、会場を多いに沸かせ、後半ラウンドへの進出を期待させた。
しかし、続くプレデターズクリプトでまさかの大コケ。ななろくさんほどのプレイヤーですら捕まってしまうのだから、やはりKACには魔物が棲んでいる。
逆転で午後ティーさん、もりくん、ぎるたんが後半に進み、ななろくさんは4位だった。
そして迎えた最終決勝。
当時もりくんは、3本指ながらスキルランキング不動の1位に座り、確か全曲ランキングでも1位に座っていた、圧倒的な最強プレイヤーだった。基本的に正規でしかプレイせず、Rock to Infinity紫Gを苦もなく連続フルコンするなど安定感もあり、ぴこ君をブロック決勝で抑えて勝ち進んできた彼が優勝するだろうと誰もが思っていた。
ちなみに当時のスキルランキング、1位がもりくん、2位がけーえむさん、3位がらいむ君で、この3人が飛び抜けていた記憶がある。らいむ君がいかに悲劇的かここからもわかるというものだ。
そしてスクリーンに映し出された1曲目、Brown blizzardのスコア。
3位、GO5-TEA3。897335点。
2位、MORIKUN.!?1287316点。
1位、GIL.!?1633688点。
会場の誰もが息を呑んだ。こんな未来は、誰も予想していなかった。
ぎるたんはその時ブラブリを500コンボ以上繋ぎ、これが自己ベストであったと聞いている。
前年のKAC最終決勝5位。スキルランキングでも曲別スコアランキングでも目立った位置にはおらず、ノーマークであった彼が、彗星の如くギタフリのトップシーンに姿を現した瞬間だった。
しかし、ドラマはあるものだ。2曲目の課題曲としてまっする氏がくじで引き当てたのは、よりによって『Rock to Infinity紫G』。
当時のもりくんの代名詞。一番の得意曲だ。
「もりくんの大逆転劇、見れますか?」
「見れると思います!」
そんなやりとりが関東会場ではなされ、中継を見守っていた俺たちも、逆転劇に大いに期待した。
そして蓋を開けてみれば。一人ずつ放送されたRock to Infinityは、3人とも常軌を逸した上手さだった。何故3人ともあの時代に前半の発狂を繋ぎきったのか。
そしてスコアは僅差であったものの、やはりぎるたんがもりくんを抑え、ブラブリで得た大きなアドバンテージをそのままに、大差で優勝を決めてみせた。
後日談
12月27日。KACグランドフィナーレが、六本木にて開かれた。
前年は各機種の優勝者しか招待されなかったそれだが、2012年はブロック決勝進出者全員が招待されるという大盤振る舞いだった。
正装で立食パーティー会場に集い、初対面の人も多い中で健闘を讃え合った俺たち。
俺は初めてDOLCE.さんと握手をしたり、コンポーザーの方々からサインをもらったりして楽しく過ごした。ちなみにこの時もらったサインの一部は、後に香川で個人的に開いた店舗大会の副賞にした。
そしてその夜の飲み会。ぎるたんがまだ未成年でありアルコールNGであることや、稼働終盤にも関わらず300クレしかプレーしていなかったこと、実はVの頃からランキング上位にいたことや、高難度の全曲Sランクを取得していたことなどを知り、俺は驚愕した。
しかし、驚愕しながらも心は折れていなかった。
俺の胸に残ったのは、予選で散ったらいむ君の無念。そして、ブロック決勝会場で見たななろくさんのプレーと表情。
決勝終了直後、会場にいた奥さんに向かってななろくさんは開口一番、「ちくしょー!負けたー!」と叫んでいた。
この人は、本気で勝つつもりだった。ブロック決勝に進出して歓声を浴びることだけが目的だった俺なんかとは、志のレベルが違っていた。
俺なら、最終決勝に進めただけで満足している。そのあまりの違いに感銘を受けた俺は、ななろくさんに向かってこう叫んでいた。
「来年は必ず、関西会場から優勝を出して見せます!!」
もともと東北の人間であるななろくさんが、この言葉をどんな気持ちで受け取ってくれたかはわからない。
しかしこの時を境にして、俺の目標は『全国優勝』にシフトした。スキル8300台しかなかった人間が、よくも大それた野望を抱いたものだ。
この時の記憶がなければ、俺がKACで準優勝していたことは絶対になかっただろう。ここまで俺が成長できたのは、らいむ君とななろくさんのおかげだ。
それでは今日は、このあたりで記事を閉じることにする。
次の記事では、ギタドラ暗黒期の極みである無印GITADORAと、全国優勝を目指すための俺の修行の日々、そしてKAC2013についてお届けする予定だ。
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コメント
百歩譲ってやばさが氏に勝てないクレーマー達の顔を立てたとして、やばさが氏を悪行をノータッチの経営側は許されるのかな?
私からすると経営に言っても無駄でやばさが氏が嫌いだし叩いておくかってところですかw実に情けない話だ😂
ななろく氏みたいに代行に勝てないからって全体公開でやばさが氏を叩くとか負け犬の遠吠えに見えますよー
いや俺やばさがに勝ってますからwww
悪を倒すのは正義じゃなくて力だと思ってますよ。そして俺はThe 4th KACでやばさがを力でねじ伏せてます。
やばさがは嫌いですね、何度戻ってきたとしても正面からぶっ倒してやりますよ。
この的外れな内容を匿名でしか書けない辺りがいかにも負け犬で素晴らしいですね