老いについて

今年の1月8日をもって、29歳になりました。

年々老いていくのを身にしみて感じます。

などと言うと年上の方に怒られそうですが。。。

20歳までは、メシを食って寝ているだけで成長できた。

25歳までは、何も考えずに活動するだけで成長できていた。

30歳を控える今は、あれやこれやと頭を捻って、成長しようと頑張って頑張って鍛錬を積んで、やっと成長できるというのが精一杯の感想です。

まぁ、そういう境遇になったことで、「鍛錬する技術」は日に日に洗練されているのを感じますから、成長スピードということだけで言えばむしろ今が全盛期かもしれないのですが。。

いずれはきっと、何をどう頑張っても、成長できなくなる日が来るでしょう。

そこからさらに年月が経てば、何をどう頑張っても、衰えていくばかりの日が来るでしょう。

それは10年後?20年後?どんなに頑張ったとしても、あと30年はもたないでしょう。

そうなった時に、「あの時もっと成長しておけば良かった」と、後悔する人生を送りたくない。

「若いうちにもっと成長しておけば」という思いを、人生で初めて噛みしめている今日この頃になって、ようやくこの気持ちを抱くに至りました。

今のうちに気づけて、良かったと思っています。

たとえ老いぼれとなり、衰えるばかりの日々が訪れたとしても、充実した若年期を過ごせたという満足感があれば、安らかに死を待つことができるでしょう。

たとえたゆまぬ鍛錬の末に、敗北しか待っていなかったとしても、限界まで挑戦してそれでも駄目だったのならば、安らかに眠ることができるでしょう。

不幸なのは、挑戦のしかたがよくわからないままに、老いぼれとなってしまうことではないか。それ以上に不幸なのは、老いぼれとなって初めて、挑戦のしかたに気づくことではないか。

私のような若造が言うのもなんですが。。。

願わくば、私の好きな人たちには、私が気づいている範囲の、挑戦のしかたを知ってもらいたい。

反対に、私の好きな人たちからは、私が気づいていない範囲の、挑戦のしかたを教えてもらいたい。

その末に縁側で茶でも飲めれば、それ以上の幸福は無いんじゃないかなと。

思うわけです。

今日は饒舌。

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