【遅延テクニック】妥協して高得点を取ろう

先日、新しい形の遅延メモを無事公開へこぎつけまして、
とても見やすく、分かりやすいものになりましてですね。

「とりあえず色付いてるところで鳴らせばいいんでしょ?俺でも出来そうな気がするわ!」
「なんか理論値出たんだけど!俺上手いんじゃないの!?」「僕エクセ(´・ω・ω・`)」

と、皆様の嬉しい悲鳴が私の元に届くのを心待ちにしております。
(猶予計算にミスが見つかったので早くもVer.1.1になりました・・・)

それはともかく。

”メモ通りに鳴らしたつもりでも、メモの点数に全然届いていない。”

遅延勢でもあるあるです。
なんせ難しいですからね、理論値。

そこで今日は、理論値が難しすぎて取れそうにない時でも、
出来るだけ高得点を取る方法、上手な妥協の仕方について書こうかなと思います。

色ハニホヘト散リヌルヲ(MAS-G)

今回はThe 6th KACの予選曲でもある、色ハ紫ギターを使います。

譜面自体はそこそこの難度ですが、理論値を取ろうと思ったらかなり骨が折れますし、
海を渡るかの如く遠い(しかも得るものがほとんどない)理論値越えまで存在します。
ですがこの譜面、とても妥協しがいのある譜面なのです!

このメモは真理論値ですが、注目すべきは理論値越えではなく、何度も来る短猶予のZ遅延です。

特に1、2、7、13の4つは、ピックで弾いているリズムとは全く関係ないタイミングで鳴らさなければならない上に、
猶予たったの0.012秒と、ただのZ遅延よりもかなり難度が増し想像以上に難しい箇所です。
確実に入れようと思うと、理論値越えを入れるかの如くワイリングノーツを必死に遅パフェで取ってようやくと言ったところでしょうか。
正直そんなの1曲中に4回も入れたら遅延○フィアですね。

そこで、この4箇所の難易度を大幅に下げつつ、失点を最小限に抑えたのが次の画像。

理論値越えは全部100点しか伸びないので当然全部無視して、
1,2、7、13を、”Z”ではなくXとすることにより、ブーストは減らさず、僅か100点の失点に抑えた上で、
猶予は0.052と約5倍も伸びています。ギャラドスに電気を流すよりも効果が出ると考えれば、凄いことが分かりますね。

さらにノーツの直前で鳴らせば良くなったので、目印になるノーツも現れ、まるで呼吸をするかのように自然な流れで鳴らすことが出来ます。

これでこの曲の難所は6、12の二箇所まで減りました。
この2つはこれ以上妥協するとブーストが減ってしまいますので、致し方ありません。

ですが、6は周りに何も余計なものがついておらず、遅パフェも狙いやすく、実際は猶予の厳しさはそこまで感じません。
というわけで、実質この曲の難所は12の1箇所だけになりました。
ここはもう直前の連続V遅延からの唐突な短猶予Z、
しかも遅パフェも意識しづらい位置にワイリングがあり、ほぼ無音の中ギタコンを立てなければなりません。

まるで地獄の門番のようなワイリングですが、ここだけ頑張ればあとは凄まじく妥協してもたったの理論値-400点で済みますから、ここだけはなんとか頑張りましょう。

はい。長々と書いてしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
ブーストをしっかり回収しつつ、鳴らしやすい位置を探すのが上手に妥協するコツです。

ちなみに、私はここからさらに連続V遅延で1個ミスって理論値-500点でしたが、
早々に切り上げた分、他の難曲を詰める時間に当てることが出来たので、こんなに妥協しまくりでも予選2位で通過することが出来たのです。

とまあそこまで言うと大げさですが、実際KAC予選となると時間との戦いな部分もあると思うので、
妥協スキルは是非とも身につけておきたいですね。

以上になります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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