Playoff 2回戦第2試合:雲風亭歯医者師範代 vs IMIは勘弁願います

新旧の覇者2人が激突!選曲は雲風亭歯医者師範代「FIFTH GIG EXT-G」に対して、IMIは勘弁願います「over there MAS-G」!

GuitarFreaks 11th MIX時代の全一、雲風亭歯医者師範代選手に相対するは、2度のKAC優勝を誇るIMIは勘弁願います(GIL.)選手。それぞれの時代で頂点を極めた2人が、2回戦でぶつかることとなった。

とは言っても、こういうくくり方をしてしまうと、今後は覇者のバーゲンセールとなってしまうわけだが・・。つくづく贅沢なトーナメントを開かせていただいていると実感する。

早速譜面解説に移ろう。

おばぜあ

1回戦第2試合でも登場した超高速オルタ曲の代名詞、「over there」が、真の姿となって再び現れた。EXT-Gと比べると、前半の階段地帯がかなり強化されている。終盤も同じような配置でひときわ長く、高速が得意な人からは「オバゼアは階段曲」という言葉さえ聞こえてくるほどだ。

もちろん高速オルタ地帯も凄まじく難しい。中抜きの配置が増えており速度についていくのがさらに困難になった上に、なぜかど真ん中でYのノーツが1ノーツだけ切り替わっている。配置ミスではないかとも言われているが、個人的にはわざとだと思う。

一方FIFTH GIG EXT-Gの譜面については、2回戦第1試合で既に解説した通りだ。対策次第で大きくリザルトが変わるこの曲は不意打ちに最適だが、ギタフリランカーの中でも最も初見に強いことで知られるGIL.選手に限っては話が別かもしれない。

実は私も今回の選曲リストの中にこの曲を含めており、先日の試合後にGIL.選手とバトルで当たった際、試しに投げてみた。対戦前にはGIL.選手のカードに達成率はついていなかったのだが、一発でエクセされてしまった。あの人ほんまおかしい

歯医者

そんなFIFTH GIGを選曲した雲風亭歯医者師範代選手のリザルトがこちら。コンボ重視のバトルではコンボ数が積み重なるほどに加速度的にスコアが伸びるため、自選曲をフルコンした意味は非常に大きい。over thereのミス13もかなりいい数字であり、高速をしっかりと弾きこなしている。

ぎる

それに対して、GIL.選手のリザルトがこちら。おそらく対策無しで、FIFTH GIG グレ1ミス4。はっきり言って化け物だ。オバゼアもミスは9個しか出ておらず、グレの数が非常に少ない。高速キケンとはいったい何だったのか。

歯医者ぎる

リザルトだけ見るとどちらが勝ってもおかしくない勝負だが、結果は上記の通り、雲風亭歯医者師範代選手の勝利となった。フルコンボの爆発力がいかに大きいかということが、このスコアからおわかりいただけるかと思う。

なお、1回戦でEastern Lariat MAS-Gからの、2回戦でFIFTH GIG EXT-Gという流れは、栗坊選手と全く同じ選択だ。208譜面に及ぶ選択肢の中から2人のプレイヤーが偶然同じ作戦にたどり着いたという点でも、非常に興味深い試合であった。

10

KAC現王者がここで姿を消した。残る対戦は、あと5つ。筋書きの無いドラマは、果たしてどのような結果に収束するのだろうか。

本大会のルールはこちら→第1回 GF Top 16’s Playoff ルール

本大会の試合結果はこちら→第1回 GF Top 16’s Playoff 試合結果

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