Playoff 1回戦第6試合:雲風亭歯医者師範代 vs MI8URA-G

ギタフリの楽しみ方をよく知る2人の選曲は、雲風亭歯医者師範代「Eastern Lariat MAS-G」 vs MI8URA-G「MODEL DD8 EXT-G」!

1回戦第6試合は、公式大会でこそあまり目立ってはいないものの、ギタフリをこよなく愛する古参同士の顔合わせとなった。

「雲風亭歯医者師範代」。名の由来は本人の「歯医者怖い」というツイートが元だったのだが、いつのまにか歯医者さんそのもののように定着してしまった感がある。

ギタフリランカーであり、かつギターの腕もかなりのもの。pop’n music eclaleでは「歯医者マン」として、SHIONY T.O.氏との合作「乾坤一擲」を提供している。

その正体はGuitarFreaks 11th Mixのスキルランキング全国一位、「MINORU-X」。実の所、本大会出場者の中でも最古参にあたるトップランカーだ。スキルランキングの最上位からは一旦退き、KACなどへの出場も無かったが、GITADORA終盤頃から再び第一線に復帰。今作でのスキルランキングは2位と、完全に輝きを取り戻した。

プレースタイルを一言で表すなら、「スパランの鬼」。加えてギタリストらしく、ギタコンを操る熱い所作で見る者を魅了するプレイヤーである。

次に、「MI8URA-G」。遅延と高速を得意とするプレイヤーで、KAC 2013では本戦に進出した。その真骨頂は、ギタフリを隅々まで遊び尽くした彼だからこそ知る、クセのある譜面の強さにある。

元々全曲スキルに命を懸けるタイプのプレイヤーであり、XG3までの全曲スキルランキングでは常に上位をキープ。加えてスキルに絡まない下位譜面についてもある程度やり込んでおり、ワイリングも含めた譜面知識の幅広さは他の追随を許さない。

「この曲の、この難度の、ここの配置がこう難しい」。そういう経験値の積み重ねを誰よりも多く持つプレイヤーであり、本大会でもその強みを生かした選曲が予想された。

みやうら

そんなMI8URA-G選手のリザルトがこちら。自選曲はMODEL DD8 EXT-Gと、やはり意表を突いた一曲であった。

DD8

MODEL DD8 EXT-Gはレベルこそ8.50と今回選曲可能な曲の中では最低ラインだが、その譜面は初代XG特有の理不尽な配置に溢れており、終始横に広い運指と変速の滝も相まってフルコン難度は非常に高い。

レベル9台の譜面と比べても遜色ないレベルの難譜面であり、一発でしっかりと400コンボを繋いでみせたのは対策の賜物であろう。

ラリアット

一方のEastern Lariat MAS-Gは、3連と6連が混合した長い滝が特徴的。また中盤の発狂は非常にリズムが取りづらくフルコンは至難。全体難と局所難のバランスが良い譜面であるため地力の差がスコアに出やすく、この曲が1回戦に2度登場したのも頷ける。

歯医者

雲風亭歯医者師範代選手はそんな難曲をミス6でまとめてみせた。VとXGの両方の地力が高いからこそ出せるリザルトであり、スキルランキング2位の実力を如何なく発揮したと言える。

歯医者みやうら

お互いの持ち味を出し合った1回戦第6試合の結果は、雲風亭歯医者師範代選手の勝利!

6

本大会のルールはこちら→第1回 GF Top16’s Playoff ルール

本大会の試合結果はこちら→第1回 GF Top16’s Playoff 試合結果

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