1回戦もついに最終試合！選曲はSYOGO.K「VANESSA -転生編- MAS-G」に対し、つばぁ「MODEL DD10 MAS-G」！
熱戦の続く本大会も、いよいよ折り返し地点。この試合の結果をもって、2回戦に進出する8名が出揃うこととなる。
「SYOGO.K」。虹色に輝くスターミーをアイコンとする彼のプレースタイルは、まさに器用万能型。単色系のスパランを最も得意とするが、決して正規が苦手なわけではなく、スキルポイントも高い。
高速系の曲でもコンスタントにミスを抑えることができるし、最近では遅延も習得。ダブルブーストを狙って入れるまでに成長しており、全方面に渡って隙がなく、淡々と好記録を出してみせる。多彩な技のバリエーションと高い素早さ値でアタッカーとして活躍する、スターミーの名を冠するにふさわしいプレイヤーだ。
公式大会でもトプラン2006の頃から地区決勝に顔を見せており、KAC 2013では第1試合で画面に映されながら1000000000をエクセ。会場を大きく湧かせた。また、あまり知られていないが、実はスマブラの腕も全国区。本当に器用な男である。
対して、「つばぁ」。あまり表舞台で目立つタイプではないが、OverDriveではスキル9000を達成、The 4th KAC予選の順位は9位と、堅実な実力を持つプレイヤーだ。
生粋のバトルジャンキーであり、Tri-Boostでこなした試合数は実に1400試合超。単純に考えて1日4回ずつ試合をしている計算で、どこにそんなに対戦相手がいるのかとさえ思われるレベルだ。
勝率も高く、近日中に1000勝に到達するであろう。私も何度もバトルで当たったことがあるが、会う度に違う曲、違う譜面を投げてくる。バトルでの勝ち方を最もよく知っているプレイヤーであり、対戦相手からすると何が飛んでくるか全くわからない怖さがあると言える。
そんな二人の対決は、片やMODEL DD10、片やVANESSAと、対照的な曲を投げ合う戦いとなった。まずはSYOGO.K選手のリザルトがこちら。
DD10ではやはり三連滝に苦しんだようだが、序盤でコンボを稼いでSに乗せた。一方のVANESSAではミス数は抑えたものの、細かくコンボを切ってしまい、なかなかに苦しい一戦となったようだ。
VANESSA -転生編- MAS-Gは、IIDX GOLDに収録されたVANESSAのギターVer.であり、本家と同様に延々と三連符の続く繰り返し譜面となっている。
BPM185の三連符なのでそんなに速いわけではないのだが、中途半端な速さゆえにタイミングを合わせづらく、切り替えの配置も嫌らしい。得意・苦手が大きく分かれやすい譜面であり、攻略の際には癖との戦いになる。
一方MODEL DD10 MAS-Gの譜面は第7試合で既に解説したが、せっかくなので発狂以外の部分も載せてみた。こうして見ると十分に難しく、流石に9.60の譜面といったところだが、逆に言うと、これでも9.60（適正）である。ギターフリークスって難しい。
そしてつばぁ選手のリザルトが、こちら。MODEL DD10でミス19は、かなりの好記録。しかしVANESSAでは少々苦しんだようで、一発勝負で繰り返し譜面にハマる怖さが伝わってくる。
そして勝負の結果が、こちら！1回戦最後の試合にふさわしい大接戦は、自選曲の仕上がりでわずかに上回ったつばぁ選手が勝利をもぎとった。
以上をもって、本大会のベスト8が確定した。次の試合からは2回戦に突入。強者が生き残る一方で、自選曲の選択肢は1つずつ狭まっていく。
実力だけでなく、戦略の重要性も高まってくる中で、一体誰が次のステージに進むのか。今後の展開からも目が離せない。
なお、1回戦の映像は協力者の方々に編集してもらっている最中で、続々と動画ができあがってきております。早ければ今週末辺りにまとめて公開できるかと思いますので、そちらの方も楽しみにお待ちください。
本大会のルールはこちら→第1回 GF Top 16’s Playoff ルール
本大会の試合結果はこちら→第1回 GF Top 16’s Playoff 試合結果
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